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ハード・機器

サーバ仮想化

仮想化とは=1台のサーバ上で、複数台の仮想的なサーバ(=ヴァーチャルマシン【Virtual Machine:VM】)を動作させる技術です。これによってハードのコストを下げることができるようになりました。また古いアプリケーションが稼動する古いOSを動かすことも可能であり、ローコストに資産の延命を計ることができます。

サーバの中に、仮想化を実現するための専用ソフトウェア(仮想化ソフトウェア)を搭載し、その上に複数のOSをインストールして、仮想サーバーとして動作させます。この時、仮想サーバ同士は独立しており、互いに相手に影響を与えないので、サーバが何台もある構成を創り出すことができます。

ただし、役割別のサーバが複数台あるのと違い、1台で何役かをこなしていますので、サーバの適切なスペック選定やシステムの稼動条件に応じた適切なリカバリー方法を選択することも非常に重要になります。

既存のシステムを見直し、適切なITリソースの提供により、お客様のビジネススタイルに合ったICTインフラの実現へ向け、最適な仮想化技術の活用法をご提案いたします。効率の良い、省力化したサーバ統合・仮想化はいかがでしょうか?
ステッドではお客様のサーバ仮想化やサーバ統合に向け、現状動作しているOSやアプリケーション、データベースソフト等のミドルウェアも理解した上で、ご提案させて頂きます。

サーバ仮想化のメリット

従来の運用
  • サーバの台数が増加すると、その都度機器費用が発生する
  • サーバの増加に伴う管理費の負担が増える
  • 運用するための開発費用が発生する
  • 運用管理コストが増大する
サーバの仮想化による運用
  • サーバの台数が減り、設備投資の費用を抑えられる
  • サーバ統合により、管理者に対する負担が減る
  • 運用するための新規開発費用を省力化することができる
  • 運用管理コストが軽減されることにより、メンテナンス性が向上する

他にもサーバー統合・仮想化は、1台のサーバで何役もこなしてくれるので、「省エネ・省スペースによるコスト削減」、「運用効率向上」、「レガシーシステムの延命」などのメリットがあります。

仮想化導入モデル

1)複数サーバ統合によるトータルコスト削減

  • コスト削減、投資保護、安全性向上

異なる役割の複数のサーバ同士を統合・仮想化し、1台の物理サーバーに集約することで、サーバーへの投資や消費電力、置面積を削減できます。

一般的なサーバではひとつのサーバに一つのサーバOSを搭載して使用する。
→CPU使用率が以外に低い

機器設備費用にコストがかかる。=膨大な管理負荷

2)クライアント統合によるシステム利用環境のシンプル化

  • シンクライアント技術

サーバ上に仮想的なクライアント環境を構築します。アプリケーションはサーバ側で実行されるため、既存のパソコンをそのまま使用することができます

パソコンの入替作業時には、OSのバージョン違いでもアプリケーションが作動するか、確認しなければいけない。

パソコン入替による管理負荷の増大や、セキュリティ不安が発生する。=膨大な管理負荷

3)現状システムの延命

  • 現状のシステムを仮想化技術で引継

既存のシステムを変更することなく、仮想化環境の中で利用することができます。使い慣れたアプリケーションを最新の環境で利用でき、アプリケーション改訂、バージョンアップ費用を先のばしします。

サーバの入替作業時には、サーバのOSのバージョン違いでもアプリケーションが作動するか、確認しなければいけない。

業務システムの改修=システム移行に莫大な時間

サーバが分散しているお客様へクラウド活用をご提案(クラウドも仮想化技術です!!)

サーバの管理が大変
サーバの保守期限の管理
サーバOSなどの情報集め
セキュリティ
各拠点でバラバラに権限を設定
一時的なセキュリティ管理ができていない
災害対策には手がつけられていない
運用計画が立てられない
パッチ適用やバックアップにかかる稼動が増大
データ容量の拡張などその場しのぎの対応しかできない

更新時期を迎えていた業務サーバ、アプリケーションサーバ、ファイルサーバ、など稼動している数台のサーバを『仮想化』『クラウド化』

見込める導入効果
解決したい問題点
サーバ老朽化により故障率の増加、
サーバ更新にはシステムの再構築もありコストを圧迫
老朽化したサーバのシステム再構築なしで更新
サーバ台数の増加による管理コスト増と無駄なリソース発生の解消
パフォーマンスの向上、設置スペースの削減をはかりたい
システムを停止せずにハードウェアの保守を行いたい
仮想化導入効果
コストを抑えて最大のメリットを得る(所有する形態)
仮想化による統合で、システム再構築なしで新サーバに移行
アプリケーションの本番稼動前のテスト実施による信頼性の向上
導入コストの抑制、TCOの削減
ダウンタイムなしの運用によるユーザへの影響の最小化
サーバ機器管理・人的コストの軽減
クラウド化導入効果
クラウドが包括的に課題を解決(利用する形態)
システム再構築なしで新サーバに移行
アプリケーションの本番稼動前のテスト実施による信頼性の向上
サーバを月額費用での利用になるので導入コストの抑制TCOの削減
ダウンタイムなしの運用によるユーザへの影響の最小化
BCP(事業継続計画)にも有効
サーバを所有する必要がなく、スペースの確保が可能

ハードウェアを『所有する』か『利用する』か、お客様に合ったご提案をさせて頂きます。

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