ハード・機器
キーワードは「ミッションクリティカル」「レプリケーション」「クラスタリング」
多店舗にまたがって利用される基幹システムやユーザ数が多いシステム等、システムが果たす役割が増大すればするほど、そのシステムは止まらないことを要求されます。それでは、そのような仕組みを手に入れる為に、何を考えなければならないでしょうか。ステッドはお客様のリスクとコストを理解し、その問いにお答えいたします。
できる限り止らないシステムを運用するにはアプリケーションの品質もさることながら、まずはそれを動作させるハードウェアの手堅い構成を考える必要があります。
従来
- 1台のデータベースサーバの停止で基幹システム全面停止する
- 上記サーバのリカバリ中はシステム停止したまま待つのみ
ミッションクリティカル
- 1台が停止しても待機系がそのまま運用系になりかわって稼動する
- 上記サーバのリカバリ中でもシステムは動き続ける
導入モデル
1)ファイルサーバのレプリケーション構成
- 止まらないファイルサーバ
この構成は多部署、多人数が利用するファイルサーバの運用管理から停止リスクを取りのぞきます。基幹システムでなくとも、ファイルサーバも会社の重要なシステムの1つと考えられます。しかもデータ容量がTBクラスへとなっていく時代、その復旧も大変です。この構成が一助となることでしょう。
2)データベースサーバのクラスタリング構成
- 止まらない基幹システムデータベース
基幹システムのデータベースサーバ程、重要なものはありません。クラスタリング構成はこのサーバの停止リスクを取りのぞくものです。止まらないデータベースサーバをお考えの場合、ぜひこの構成をご検討下さい。
3)ファイルサーバのクラウド化
- 持たないファイルサーバ、利用するファイルサーバ
信頼のあるデータセンタで運用されるクラウドサーバとVPNを利用し、あたかも会社で所有し、設置しているかのようにファイルサーバを構成できます。この場合、サービス業者が万が一の場合のバックアップも行いますので、事業継続計画(BP)やディザスタリカバリ(DR)を考えた急先鋒となります。今後ますますこの形式の利用が進むと考えられます。ステッドではNTT ComunicationsのBizストレージをはじめとして、Bizホスティングを利用してファイルサーバを構成する等、お客様にあった様々な提案を行うことができます。